炒飯の味の主力はやはり塩味となります。
胡椒、牡蠣油、素材の味、葱油、鳥油など、作り手によって様々な味付け、隠し味を入れますが、それらは主力の塩味に、味を添える、引き立てる、といったものです。
それでは炒飯を作る時の主力の味、塩はどんな塩が良いのか。
まず塩にも、精製塩、岩塩、天然海水塩、再結晶塩と色々ありますが、私がオススメするのは天然海水塩です。
個人的に私が約30年炒飯に使っている塩は、流下式という製法で、天日で作る塩です。
ナトリウムとミネラルのバランスが良く、塩の旨味があり炒飯と非常に相性が良い塩です。
しかし天然塩は粒が多少粗いところが特色です。
炒飯は比較的小さな粒のお米の料理なので、ステーキなどと違い、口の中で敏感に塩を察知しやしいのです。
塩があたるといいます。
塩があたらないためにも、ある程度塩の角をとった方が美味しい炒飯に仕上がります。
やり方は、すり鉢で擦っても良いですが、大変なのでフードプロセッサーで塩の角を砕いていきます。
動画の方を見てみてください。
美味しい料理は塩加減!
と言われる様に塩のあたり具合にも、気を使ってみてください。
もちろん炒飯だけではなく、炒め物など色々と重宝するので、是非試してみてください!