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焦らず今のまま!

毎日健康のために、巨瀬川沿いを歩いたり走ったりしています。

今年もコロナだとかなんとかまったく関係なく、何も変わることなく、いつもと同じように美しく、桜も、菜の花も、梅の花も、桃の花も見事に咲き乱れました。

この一年間は大変な年だったからと言って、「いつもの2倍の花が咲いたり」、「いろんな花びらの色をつけて咲いたり」、「強烈に良い香りがしたり」、「全然散らなかったり」といったことはなく、いつもと変わらず同じルーティンで開花し散っていき、人々の心を踊らせ和ませ癒してくれました。

そんな川沿いの並木道を歩いていると、いろいろと励まし教えてくれている気がします。

「焦らなくてよい」「無理をしなくてよい」「意地を張らなくてよい」「目立たなくてよい」「毎日同じことを飽きずに」「折れずに」「淡々と繰り返し」「丁寧に」「今を大事に」やってればいい!と。

状況が悪いとき、とかく人は焦っていろんなことを考え、違う方向を見て、いろんなことに目がいってしまいがちです。

これをやったらもっとうまくいくんではないか?

あれをやったら今の状況が好転するんではないか?

新しいことを始めたら今の問題点が解決するんではないか?

そもそも今のやり方間違ってるんではないんか?

人は危機的状況を回避しようという意識が自然と働いてしまうから仕方がない。

 

でも目の前のことにあらためて、きちんと意識を向けていくほうが、意外と的確で、効果的で、簡単で、低コストで、精神安定で、時間に余裕があって、相手を思いやって、充実した対話ができて、良い循環を生みだしたりします。

急がば回れ!灯台下暗し! 焦らず少しづつ!

 

そうこうしているうちに、また同じように桜を見る時期が戻ってきます。