この写真は、ホルモンを味入れして一晩寝かせたところです。
ホルモン炒飯に使用するため、通常のお店よりも小さくカットして仕込んだホルモンです。
炒飯以外にも、ホルモン炒め、ホルモン唐揚げもにもなるのですが、今ではホルモン好きのお客様に大変人気となっています。
当店で使っているのは豚の小腸ですが、この部位は大腸と違って、肉厚があるので硬くてなかなか噛みきれない部分です。
いつ飲み込んで良いか、結構迷う食べ物でもあります。
歯が悪い人や、顎の弱い人、咀嚼力(そしゃくりょく)のない人には結構辛いものがあります。
逆にその硬さが九州の土地ではホルモンの良さとしてあるとおもいます。
ホルモンは硬いので、茹でて火を通して柔らかくしてから調理味付けすることが多いと思いますが、当店のホルモンはそのまま生から火を通し仕上げます。
その為、独自の味入れ作業が必要になります。
この作業によって柔らかく、それでいて噛みごたえを損なわない、味わい深く、そして臭みのないホルモンになります。
(味入れの仕方は企業秘密です!)
オープン当初はホルモン炒飯というメニューを見て皆さん首をかしげていました。
邪道だ!とか炒飯とはミスマッチだ!とか言われましたが、
8年目の現在では、ホルモン炒飯のファンが沢山います。
お酒を飲む方も、つまみ炒飯、仕上げ炒飯としてよく注文いただきます。
軟いけど噛みごたえがあって、噛めば噛むほど味わい深いホルモン炒飯。
まだ食べたことが無い方、是非ご賞味ください!
もちろんテイクアウトもOKです!