中華鍋を使う毎日の中で、なくてはならない裏方アイテムとして、ササラがあります。
ササラとは、一般家庭でほぼ使われることはないと思うのですが、
竹でできた、鍋を洗うタワシです。
細い竹を何本も束ねて、片方だけを針金で止めたものなのですが、中華の料理人さんは必須
アイテムとして、常に中華鍋の近くに常備しています。
このササラ、ほんとにスグレモノで、鍋の焦げ付きや頑固な汚れをシャンシャン落として次の料理に向かわせてくれます。
まるで、ホームに入ってきた新幹線に怒涛の勢いで乗り込み、手際よく車内をキレイにして、定刻までに終わらせ送り出す清掃員、ピットに入ってきたF1の車体を持ち上げタイヤを変え、燃料を入れ怒涛のごとくコースに送り出す、チームスタッフ。
それに似た感じがします。
鍋を傷つけず凄まじい洗浄力を持つ昔ながらの素材とつくり。
もしかしたら中國三千年の中華料理とともにあったこのササラ。
私とも約30年間ともにいてくれた、名脇役にあらためて感謝し、愛おしくなるのでした!!
手を汚しにくく、洗浄力に優れ、コスパも良いササラ、自宅でも使えます!